(18) YouTube広告で宣伝するには – Google広告動画キャンペーンについて

【連載第18回】

動画キャンペーンでは、YouTube や Google ディスプレイ ネットワーク上で、お客様自身やその他のストリーミング動画コンテンツに動画広告を表示できます。今回は Google広告 動画キャンペーンについて、2 回にわたりご説明いたします。


主な動画キャンペーンの種類

インストリーム広告YouTube やディスプレイ ネットワークのウェブサイト、ゲーム、アプリ上で配信される動画の前後や途中に表示されます。また、YouTube 以外のサイトに埋め込まれた YouTube 動画にも配信されます。再生開始 から 5 秒が経過すると、ユーザーは広告をスキップできるようになります。
TrueView
ディスカバリー広告
ユーザーが YouTube でコンテンツを探している場面でのみ表示されます。表示形式は、サイトが対応している広告のサイズやフォーマットによって異なります。ユーザーが広告のサムネイル画像をクリックすると、YouTube の動画再生ページやチャンネル ページで動画が再生されます。
アウトストリーム広告パートナー サイトに表示されます。これらの広告は、モバイルとタブレットでのみ表示され、動画をタップして再生する操作が簡単になるように設計されています。アウトストリーム広告は、YouTube 以外でもユーザーに動画広告を表示することで、ブランド認知度を高めるために役立ちます。
スキップ不可の
インストリーム広告
メッセージ全体をユーザーに伝えることを目的とするスキップ不可能な広告フォーマットです。スキップ不可のインストリーム広告の長さは 15 秒以下で、ユーザーは広告をスキップできません。
バンパー広告簡潔で印象的なメッセージを使用して幅広いユーザーにリーチし、お客様のブランドの認知度を高めることを目的とする短い動画広告フォーマットです。バンパー広告の長さは 6 秒以下で、ユーザーは広告をスキップできません。

動画キャンペーンの注意点

  • 広告と広告グループは、「動画」タイプのキャンペーンとして作成します。利用できる動画広告フォーマットや入札戦略は、キャンペーンで選択した目標に応じて異なります
  • 動画広告を作成する場合、動画は YouTube にアップロードされている必要があります。
  • 動画キャンペーンや広告グループのレポートには、Google 広告のキャンペーン管理ツールにはない、動画広告専用の指標(視聴回数、視聴率、獲得アクション数など)が含まれます。
  • 同じ動画キャンペーンでインストリーム広告と TrueView ディスカバリー広告の両方のフォーマットを配信する場合は、複数の広告グループを作成する必要があります。
  • ディスプレイ ネットワークのパートナー サイトとアプリに広告を掲載するには、TrueView インストリーム広告かアウトストリーム広告を使用してください。
  • 1 つの広告グループに含めることができる動画広告フォーマットは、スキップ可能なインストリーム広告、TrueView ディスカバリー広告、スキップ不可のインストリーム広告、バンパー広告、アウトストリーム広告のいずれかひとつのみです。
  • 動画キャンペーンではポートフォリオ入札戦略は使用できません。

動画広告を掲載するのは難しく感じるかもしれませんが、Google 広告の動画キャンペーンを利用すると設定や管理を簡単に行えます。Google のご利用歴が浅い方から長い方まで、動画キャンペーンはすべての広告主様におすすめです。
次回は、動画キャンペーンの実際の設定方法についてご説明いたします。

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