(F9) Facebook イベントのトラッキング の設定方法 (3/3)
【FB広告連載第9回】
Facebook イベントのトラッキングの設定方法についてブログ第 7 回からご説明してきました。しかし、1 つ目の方法である fbq() を全ての Web ページに埋め込む方法は、Web サイトの編集も必要になるため手間がかかる上に、どこに・どの種類の fbq() を埋め込んだかも忘れてしまう可能性があります。そこで今回は、オススメする 3 つ目の Google Tag Manager を利用する方法をご紹介いたします。
Google Tag Manager の設定方法
Google Tag Manager を使って、実際に Facebook イベントをトラッキングする方法をご紹介します。今回は、赤枠の画像「App Store からダウンロード」をクリックしたら、リードがカウントされるように設定します。
1 ) トリガーの設定
①まず、ワークスペースタブの「トリガー」を選択し、「新規」をクリックします。
②設定するトリガータイプを選択し、名前を入力します。〈今回は「クリック(すべての要素)」を選択します。〉
③画像をトリガーとする場合は、「Click Classses」を選択し、サイトの HTML ソースを見るなどして画像の Class 名を入力します。全ての入力が終わったら右上にある「保存」をクリックしてください。これでトリガーの設定は終了です。
2 ) タグの設定
①ワークスペースタブの「タグ」を選択し、「新規」をクリックします。
②設定するタグタイプを選択し、名前を入力します。〈今回は「カスタム HTML」を選択します。〉
③トラックしたいイベントは ”Lead” なので、fbq に ”Lead” を埋め込みます。
④先ほど設定したトリガーを選択して、右上の「保存」クリックします。これでタグの設定は終了です。
3 ) Google Tag Manager が機能しているかの確認
①まず、左上にある「プレビュー」をクリックします。
②自分のサイトにアクセスすると、下記のようなプレビュー画面が同時に表示されます。
まだ、画像「App Store からダウンロード」がクリックされていないので、「Tags Fired On This Page」には、先ほど設定した「デモ_FBイベントタグ」は表示されていません。
③「App Store からダウンロード」の画像をクリックすると、設定した「デモ_FBイベントタグ」がトラッキングされています。
④Facebook マネージャーを開きます。左上のメニューから「イベントマネージャ」を選択し、タブ「データソース」から設定したピクセルをクリックします。
⑤イベントを数値とグラフで確認することができます。
以上で 3 回にわたる Facebook イベントのトラッキングの設定方法の説明は終了になります。ぜひ設定してみて、広告運用に役立てください。
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