(F2) Facebook 広告の種類と料金の仕組み

【FB広告連載第2回】

Facebookで出稿できる広告の形式はGoogle 広告よりも種類が多く、多岐にわたります。今回はその広告の種類と、どのように広告費が課金されるのかをご紹介いたします。


Facebook 広告の種類

Facebook 広告の主な5種類の広告形式

種類形式
画像(バナー)広告1枚の画像をメインとした広告。
動画広告動画を利用した広告。
スライドショー広告1つの動画や複数の静止画(3‐10枚)からスライドショーのように配信する広告。音楽を付けることもできます。
カルーセル広告1つの広告に複数の画像・動画を組み合わせて掲載できる広告。画像と動画にリンクや見出しを設定することもできます。
コレクション広告ユーザーの目を引くメインビジュアル(動画・スライドショー・静止画)と、その下に関連する商品画像4枚が並んだ状態で配信される広告。

その他の広告形式

  • キャンバス広告:Facebookのアプリの中で広告をクリックすると、フルスクリーンの専用画面が立ち上がり、1枚のランディングページのように画像や動画などをユーザーに見せることが出来る広告。
  • ダイナミック広告:広告の表示形式はカルーセル広告に似ているが、ユーザーの閲覧履歴や関心に基づいて、関連商品を表示させる広告。
  • リード広告:ユーザーのアドレスなどの連絡先を集めたい場合に便利な広告。
  • クーポン広告:Facebook上でクーポンを配信し、ウェブサイト、実店舗、その両方でのショッピングを利用者に促すことができます。
  • イベント広告:イベントの出欠確認の促進、ウェブサイトにおけるチケット販売数の拡大など、イベントを広く認知させてい場合に利用させる広告。

目的に合わせて最適な広告形式を選ぶことが重要です。


Facebook 広告の料金の仕組み

広告掲載枠のオークション

ユーザーから見てどの広告がどの順番で表示されるかは、広告枠のオークションによって決定され、ユーザーが Facebook を利用するたびに毎回行われています。限られた広告枠を得るために、オークションで競合から勝ち取らなくてはいけません。Facebook 広告では、以下の 3 つを考慮した全体的な価値が最も高い広告が広告オークションの勝者となります。

  • 入札価格:広告主が広告枠を得るために支払う用意のある金額
  • 推定アクション率:ユーザーに広告を表示した際に広告主の目的達成(コンバージョン等)につながる可能性があるかの確率
  • 広告の品質とユーザーとの関連性:広告の品質としては、表現方法や情報の透明性、操作性などが考慮されます。また、ユーザーの意図と広告がどれほど一致しているかも加味されます。

主な Facebook 広告の課金方法

Facebook 広告の課金方法は広告の形式により異なりますが、 Google 広告の課金方法と同様にクリック課金とインプレッション課金が基本となります。

種類詳細
クリック課金ユーザーがクリックする毎に広告費が課金される方式です。
インプレッション課金広告が1,000回表示される毎に広告費が課金される方式です。(注: 配信する媒体によって回数の規程が異なります)
動画の再生による課金動画の再生時間に応じて課金される方式です。
アプリインストール課金広告経由でアプリがダウンロードされた際に課金される方式です。
ページへのいいね! に課金Facebookページに「いいね!」が押された際に課金される方式です。

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